Practicumについて

Dell やAT&T(SBC)等地元企業に加え、在ヒューストンのエネルギー企業等様々な企業から提示された問題を、卒業単位にカウントされる授業のひとつとして、担当教授指導のもと1セメスターかけてコンサルタントとして解決提案していきます。Energy Finance Practicum, Sustainable Practicum, Marketing Practicum, Consulting Practicum, Operation Practicum等々があり、理論の実務への応用方法、米国式の働き方、仕事に対する姿勢を肌で感じるには非常によい機会となると思いますし、Practicumを通じてオファーを受けたクラスメートもいます(企業側も優秀なMBAを獲得する場として見ています)。

 

一例として 2012年のEnergy Finance PracticumではE&P企業のバリュエーションモデル作成、米国内天然ガスマーケティングに関わるリスク管理手法の提案という2つのプロ ジェクトが提供され、各々最終日にはヒューストンでプレゼンテーションが実施されました。2012年のEnergy Finance Practicumは以下のプロジェクトが行われる予定です(機密保持が厳しいため企業名、詳細な内容は敢えて記載しておりません)。

 

  •  某コンサルティングファーム(トップファームの一つ)の依頼に基づくシェールガス関連調査・分析
    シェールガスの需要予想、大手石油・ガス会社の投資戦略評価、採掘コスト評価、規制・政府政策・経済が事業の採算性・継続可能性に与える影響評価等を行う。

 

  • スタートアップ企業による米国電力マーケット調査・分析
    電力マーケット調査、過去の電力価格に影響を与えたパラメータ評価、卸売価格と電力系統信頼性の相関分析、電力価格の変動と相関関係のあるIndexの作成等を行う。

 

  • 大手スーパーマーケットチェーン(Fortune 500に入る大規模チェーン)の屋上設置型太陽光パネル向けプロジェクトファイナンス
    各事業店舗に設置している太陽光パネルの設置数をさらに拡大させている予定で、当該大規模Clean Energy Projectを行う際に、Power Purchase Agreement (PPA)やTax equity等の状況を勘案し、最も適したFinancial Strucutureを提案する。

 

  • 某石油メージャーの依頼に基づく石油精製プラントのValuation
    一般的なDiscount Cash Flowモデルを用いたValuationの際に生ずる問題点等を踏まえて、石油精製プラントの価値評価を行う

 

  • スタートアップ企業の依頼に基づく商業ベース屋上設置型太陽光パネル事業の需要予想・分析
    地元電力会社の協力を得て商業施設・負荷変動等のデータベースにアクセスし、エネルギー貯蔵施設の可能性、太陽光パネルのコスト等を踏まえたターゲット価格の設定とその際の収益性をモデリング評価する。

日本人学生の体験談はこちらをご覧ください。

 

MBA+ Projectについて

PracticumがElectiveクラスの位置付けで教授が指導するのに対し、課外活動の位置づけで完全に学生主導でコンサルティングプロジェクトを行うのがPlus Projectです。Plusと名の付くとおり通常の授業プラスアルファで取るプロジェクトになりますので、当然単位は付きません。ただ、課外活動とは言いつつも実際の企業相手にコンサルティングプロジェクトを行うことは楽しい&Resume項目を追加できるの両方のメリットから、多くの学生は最低一回は当該プロジェクトを取っているような気がします。

 

企業から1セメスターあたり25~50のProjectがあらかじめ用意され、各自が自分の希望に応じて参加希望を出す(Resumeを送る)という形式をとります。中には電話インタビュー等を要求する企業もあります。希望者の中から各企業によりチームメンバーが選出され、企業とのミーティングや電話会議を通じてそれぞれ4~10週間かけて提示された課題に取り組みます。単位は取得できず、担当教授もつかない点がPracticumと異なりますが、その分企業との接点が増えることが特徴です。ここでのネットワークを活用して最終的にサマーインターンやフルタイムジョブを獲得した生徒もInternational student含め多くいます。制限は全くありませんが、実質的に1年生でPlus Projectを経験して、2年生でPracticumを経験するというパターンが多くなっています。

 

日本人学生のMBA+ project体験談はこちらをご覧ください。またプログラムの詳細についてはOfficial Websiteをご参照ください。