McCombsでは1年時のAcademic ScheduleにQuater制が採用しています。Quater制とは、1 semesterを半分に区切って、前半Quaterと後半Quaterで異なる科目を履修する制度のことです。Quater制により、Core科目の大半を1年生の第1 semesterで終了でき、サマーインターンを行う学生が、インターン前にAdvanced Corporate Finance等の応用系electiveを修了することができ、また、卒業までにより多くのelectiveを経験することができます。

入学時には、学校側の指定でCohortと呼ばれる約70人からなるクラスが編成され、Core科目をこのクラスで受講することになります。International Studentに限らずアメリカ人も不安を感じながら受ける最初のSemesterに苦楽を共にし、助け合うCohortの仲間とは、プログラムを通しての深い付き合いになります。Final Examの後にはCohortでパーティを開くところもあれば、Cohort対抗オリンピックなどもあります。これを機会に築いた絆は、卒業してからの人生においても貴重な資産になることは間違いないでしょう。

各Cohort内では、さらに6人程度のStudy Groupに分けられます（学校がDiversityを考慮してメンバーをアサインします）。Core科目のAssignmentやGroup Projectは、基本的にこのStudy Groupで行います。バックグラウンドが異なるメンバー同士で基本的に構成されるため、得意分野についてお互いに教え合うことで自然と団結力が強固になってきます。MBA生活を通じて、このStudy Groupでの結びつきは最も強いものの一つになるでしょう。International studentにとって、自分以外は全員アメリカ人というグループ構成になる事が多く、最初の頃はタフな経験となりますが自分自身をストレッチさせるには非常に良い環境です。

Electiveのクラスの多くでもStudy Groupを作り（自身でメンバーを見つけることが多いです）、グループ課題やプロジェクトに取り組むことになります。卒業までに様々なStudy Groupを組むことになるので、より多くの学生とのネットワークを構築することが可能です。